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2016年12月24日 (土)

二合半坂(千代田区)

冬青木坂の坂上を飯田橋方面に向かう道がある。 暁星中高と小学校の間を下っていく。 この坂は二合半坂という。 面白い名前だ。

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坂の中腹に標柱がある。「この坂は二合半坂と呼ばれています。名前の由来は諸説あります。『再校江戸砂子』という史料には、日光山が半分見えるためと書かれています。何故日光山が半分見えると二合半坂となるのでしょう。この事について『新撰東京名所図会』という史料での考えを紹介しましょう。富士山は麓から頂上までを十分割して一合、二合と数えますが、西側に見える富士山と比べると日光山はその半分の高さ(五合)に見え、その日光山がこの坂からは半分しか見えないので五合の半分で二合半になるという考えです。 この他に、あまりに急な坂であるため一合の酒を飲んでも二合半飲んだ時のように酔ってしまうからという説もあります。」と書かれている。

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現代の坂の様子もまあ急といえば急な部分もある。もともとこの坂は踊り場がある構造の二段の坂になっている。 それが下の写真でよくわかると思う。

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この形と坂の名前とは関係ないが、上記以外にもいくつかの説がある。江戸の坂名はシンプルなものも多いがこのように理由がわからないものもある。それを想像するのもまた面白い。

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道は西に向かってカーブすると再び急な下り坂になる。 坂を下り右左と曲がると東京大神宮というたいそうな名前の神社がある。 若い女性たちが間違った情報をきっかけに縁結びの神社という話が広がって、神社もそれに乗っかって商売している感じの神社なのだが、その辺のゆるゆるなところが日本の宗教法人らしくていい。

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