東郷坂(千代田区)
法眼坂シリーズ?の最後の坂は東郷坂。 麹町から市ヶ谷方面へ向かうと、南法眼坂で上り、行人坂で下り、東郷坂で再び上る。
この断彩陰影メッシュのデータは地形を理解するのにとても役立つ。3つの坂がなぜ上り下りを繰り返すのかが一目瞭然である。
東郷坂も中腹に標柱があり、次のように記されていた。「この坂を東郷坂といいます。東郷元帥邸の西側に当たるこの坂は、明治38年(1905)10月、当時の麹町区会の議決により命名されたといいます。昔は東郷坂のところを法眼坂、それから南法眼坂に続いていたといいますがはっきりしていません。今は東郷坂、法眼坂(行人坂)、南法眼坂の3つの名に分かれていますが、古い地図を見ると「法眼坂」のみ書かれています。」
坂の東側は公園になっていて、『東郷元帥記念公園』と名付けられている。 日露戦争でロシアのバルチック艦隊を駆逐した名将東郷平八郎(1847~1934)はもともと薩摩藩士で、世界に名をとどろかせた。そのせいか戦後になってもアメリカではグレート東郷という日本人プロレスラーがヒールとして大人気となり活躍した。
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