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2017年2月15日 (水)

梨木坂(千代田区)

三宅坂から少し西へ歩き、国会図書館の東側を入ると石垣と上り坂がある。 たくさんのタクシーが休憩している。 三宅坂交差点の喧騒からわずか数十mで静かな通りになる。江戸時代は前述の井伊家の屋敷の裏道になり、道を挟んで細川山城守の屋敷、これが国会図書館の辺りになる。細川山城守は肥後熊本県宇土藩の藩主。首相を務めた細川護熙の直系の先祖ではないが、親戚筋とはいえそう。

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坂上を望むとそこには霞が関ビルがある。 昔は巨大で存在感のあるビルだったが、今となっては数多のビルの一つになった感じがする。 国会図書館前の標柱には次のようにある。 「この坂を梨木坂といいます。  『江戸紀聞』では”梨木坂, 井伊家の屋敷の裏門をいふ。 近き世までも梨の木ありしに, 今は枯れて其の名のみ残れり”とかかれています。 さらに『東京名所図会』には”陸軍省通用門と独逸公使館横手の間なる坂を梨木坂といふ”とかかれています。」

国会議事堂の敷地は戦前はドイツ大使館だった。 そして向かいの井伊家屋敷跡は陸軍省。 この坂には軍靴の音が聞こえてきそうだ。

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