いちょう坂は江戸の坂ではない。かなり最近の命名である。単純に坂の並木が銀杏なのでそういう名になったのだろう。 坂上の新宿通り近くと坂下の清水坂の丁字路近くに立派な標識がある。
道そのものは江戸時代から比較的広い道があったようだ。各時代の地図を確認すると道の幅や長さはほとんどといっていいほど変わらない。 坂の傾斜はもう少しあったかもしれない。
できれば秋に並木の銀杏が黄色く色づいた時に来たほうがよかった。 ただ東京の並木はかわいそうにほとんど枝を落とされてしまうので、覆いかぶさるようにというわけには行かない。
(2017/1/21)
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