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2017年4月23日 (日)

羽沢坂(広尾)

この坂も区境の坂である。エリア的には渋谷区に思えるのだがこの道が区界で、道の北側は港区、南側が渋谷区になる。恵比寿駅から北へ進む駒沢通りが六本木通りにぶつかる手前、一つ南が東四丁目の交差点でここは珍しい六差路になっている。 実は六本木通りとの交差点である南青山七丁目は変形の七差路。マルチ交差点の連続は全国的にもないのではないだろうか。

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東側の2本の道(上の写真)は右側が東京女学館への道、左側が羽沢坂である。 明治時代からあるのはこの羽沢坂から向かい側の國學院大學の間を抜けて東三丁目へ出る筋。この東四丁目の六差路でイモリ川を渡り、その橋の脇が根津美術館方面への道との三叉路だった。昭和になって青山学院脇から南へ抜けて東京女学館への道ができ五差路になった。昭和の後期東京オリンピックのころ六本木通りが開通したのと同じ時期に駒沢通りがつながって六差路になった。

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昔の道筋らしく微妙に曲がりながら上っていく。 源頼朝が飼っていた鶴が卵を産み、ひなが初めて羽ばたいたので、沢地のここを羽沢と呼ぶようになったという言い伝えがある。江戸時代は大名屋敷が田畑の間にポツポツとあるような風景だった。

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羽沢坂(上の写真の左の道)は青山からの道(右の道)を合わせて日赤医療センターへの道になるが、青山からの道も古い道。微妙な高低差が景色を面白くしている。江戸時代に広尾あたりから目黒不動へお参りする人々は、この道を来て羽沢坂を下り、氷川神社を通っていたという。 若干遠回りのような気もするが。

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