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2017年5月22日 (月)

江戸見坂(赤坂)

霊南坂と潮見坂を開いた扇子の両端とすると、円周にあたるのが江戸見坂である。2本の坂の勾配を1本でこなすため、勾配はすこぶる急である。坂下から見るとまさに見上げる感じで、坂上からは見下ろす感覚がある。坂の標柱には、「江戸の中心部に市街が開けて以来、その大半を眺望することができたために名付けられた坂である。」と書かれている。

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さすがに勾配20%というのはめったにお目にかかれない。 これに勝るのは雑司ヶ谷ののぞきざか(22%)くらいである。歩いて上ると前傾姿勢になる。 車はローギアかセカンドで上ってくる。

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昭和の初めまではこの坂上から東京の街を望むことができたという。また江戸時代には、この江戸見坂は九段坂とならんで江戸を一望できる坂としてたいそうな人気だったらしい。残念ながら今はビルに囲まれて、そのすごい傾斜だけが往年の様子を維持している感がある。

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坂上はホテルオークラ。 日本を代表する高級ホテルである。 この風格のホテルを見上げる景色も都会としては悪くない。 ただやはり坂の勾配がもっとも印象に残る。 ヤマハの電動自転車のHPで「激坂チャレンジ」というのがあるが、その東京代表はこの前述ののぞき坂、砧の富士見坂(正式名称は岡本三丁目の坂)、そしてこの江戸坂である。 現代でも東京の三本指に入る急坂と言っていいだろう。

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