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2017年5月 6日 (土)

稲荷坂①(赤坂)

赤坂の稲荷坂は薬研坂の南側の坂上から両側に下る道である。 一ツ木方面に下るのを②として別に説明したいので、ここでは南側に下る稲荷坂①を見てみたい。 稲荷坂①の坂下は新坂からつながる通りと丁字路になっている。江戸時代はここに円通寺と稲荷があったようだ。ただこの円通寺が円通寺坂の円通寺かどうかは違うと思う。正しくは円通院で、この江戸時代の切絵図の間違いではないだろうか。別の切絵図には円通インと記されている。 現在はパインクレストという大きなマンションになっている。

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坂下にある標柱にはやはり、「坂下北側に円通院があり、その境内の稲荷への門があったための坂名。坂上には江戸城中清掃役の町があり掃除坂ともいう。」と書かれている。 道は緩やかに曲がりながら上り、さらにクランクになっていて、いかにも江戸時代の道らしさが残る。

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坂の途中にあるリキマンションという目立つ建物は、別に力道山が住んでいたわけではない。 力道山が住んでいたのは、リキ・アパートという自己所有のマンションで、それ以外にもこのリキマンションを所有していただけである。 しかし昭和生まれの感覚では赤坂と力道山は切っても切れない関係だから、そういうデマが流れるのもわからないではない。

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坂上のクランク部分の路地を入ると赤坂三分坂下の窪地を一望できる。 凹凸の多い街である。 稲荷坂の別名である掃除坂の由来は、坂の一帯に江戸城中御掃除者町屋敷があり、200人ほどが働いていたようだが、この街にどれくらいいたのかはわからない。広さからして半分くらいはここに住んでいたのではないかと思う。

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