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2017年8月13日 (日)

相生坂(飯田橋)

相生坂と呼ばれる坂は、並行か向かい合うかいずれにせよ二つの坂が対になっている場合に名付けられる。 東五軒町から白銀町に向かって上る並行した2本の坂が、ここでは相生坂と呼ばれている。

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まずは東側の坂。 南に向かって上る。 坂の上部の傾斜が急になっている。 坂上のさらに1本先には白銀公園がある。この坂上は江戸時代、水戸藩家老の中山備前守の上屋敷だった。

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坂の向こうに見えるのは、私たち世代が子供のころから親しんできたゼブラ株式会社の本社である。創業は明治30年というから120年前。 100年以上続く会社というのは尊敬に値すると思う。 これまでに何本ゼブラのボールペンやシャープペンシルを使っただろう。

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西側の相生坂は少し曲がりながら上って行く。 坂下に門前にお地蔵さんを配した真清浄寺がある。 私の場合、立派な寺院よりも、そのわきにあるお地蔵さんに興味がある。

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坂上はこちらの坂も勾配がきつくなる。 坂の途中の標柱には、「『続江戸砂子』によると「相生坂、小日向馬場の上、五軒町の坂なり。二つ並びたるゆえの名也という」とある。また、『新撰江戸志』では鼓坂と見え、「二つありてつづみのごとし」とある。一方、『御府内備考』『東京府志料』では、坂の由来は、神田上水の対岸の小日向新坂と南北に相対するためであると記されている。」と書かれている。 ただ小日向の坂で相対する坂はなく、一番近いのが荒木坂。 なので後半の記述は何かの間違いが残ったものだろうと思う。

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