三の坂は中井町の町会が発足後つけられた坂名である。 昭和35年頃か。周辺が開発されたのは関東大震災以降で、大正以前は崖線付近は針葉樹が植えられ、台地上は何もなかったようだ。

以前は紺色の標柱はなかったが、例の如く新宿区の通称道路名決定を受けて紺色の標柱が新設された。 それ以前はというと、左のコンクリートが大谷石の石垣でその上の金網に地元の方が手書きした三の坂というブリキ板が張り付けてあった。

坂上は明るい感じがする。 やはり坂上の台地の戸建ては小奇麗でそれなりのお金持ち感がある。 こういう坂の家はどの家もいい景色を眺められるから、憧れの対象でもあるだろう。
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