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2017年9月10日 (日)

振り子坂(中井)

環状六号線の山手通りを走ると中井駅は橋で跨ぎ、その後すぐに西側は切通のような崖になる。 中井通り(新井薬師道)から上ってきた六天坂の一本西側の道路が山手通りで分断されているが、山手通りが開通する以前はこの道は谷筋を通り振り子坂を上って前谷戸に繋がっていた。

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振り子坂の標柱は坂下に新宿区が設置した紺色の坂名のみの物だけである。 振り子坂と呼ばれるようになったのは大正時代から。 坂の断面が振り子状になっていたので、この名称がついたというが、前谷戸に向かって徐々に浅くなる谷の地形がU字型でそれを振り子と呼んだのではないかと私は推測している。

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坂は傾斜が出始めてからはほぼまっすぐ。  坂下標高は27m、坂上が34mなので、山手通りの反対側の見晴坂、六天坂よりも緩やか。 周りはほぼ戸建て住宅だが、樹木の生い茂るところには戦前の建築らしき素敵な民家があって目を止めてしまう。

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坂上は目白文化村として関東大震災後に開発された住宅地で、坂上周辺の民家は戦災で焼失してしまったようだが、前述の民家は焼け残ったことが記録にある。 当時から振り子坂の名前はあったようだ。

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