七曲坂脇の無名の坂
七曲坂の東側に素敵な坂道がある。「七曲坂脇の無名の坂」と呼ぶことにしたい。開通したのは昭和の後期の住宅開発時期と思われる。昭和30年過ぎの地図には載っていない。この落合崖線にはそういう坂が他にもいくつかある。歴史こそないが風景はいいという坂道たちである。
落合崖線の上にある落合中学校の校庭の三角点の標高は35.7m、それに対して妙正寺川の川岸の標高は11mで、高低差は24.7mある。ビルにしたら6階建の高さになる。 当然坂上からの眺めはよく、新宿の高層ビル群がきれいに眺望に入る。
昭和以前の地図を見ると、この辺りは針葉樹と広葉樹のマークに覆われている。 武蔵野の林が広がる斜面だったのだろう。 今は高級住宅街になっている。
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