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2017年11月19日 (日)

網干坂(小石川)

湯立坂を下り窪町東公園交差点で千川通りを渡ると、右手に小石川植物園の塀を見るようになると上り坂が始まる。 植物園の西側には簸川神社がある。 きれいになった御殿坂とは反対に、こちらの網干坂は昔の万年塀のままで、昭和のノスタルジーが残る。

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坂の途中に説明板がある。

「白山台地から千川の流れる谷に下る坂道である。小石川台地へ上る「湯立坂」に向かい合っている。 昔、坂下の谷は入江で船の出入りがあり、漁師がいて網を干したのであろう。明治の末頃までは千川沿いの一帯は「氷川たんぼ」といわれた水田地帯であった。

その後、住宅や工場がふえ、大雨のたびに洪水になり、昭和9年に千川は暗渠になった。なお、千川は古くは「小石川」といわれたが、いつの頃からか千川と呼ばれるようになった。」

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網干坂は、氷川坂、簸川坂の別名がある。もちろん簸川(氷川)神社に由来する。 この坂の風景の魅力は植物園の樹木に尽きる。 万年塀を嫌う人もいるが、私は悪くないと思っている。 ブロック塀よりははるかにいい。

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坂上からはかなりの遠景を望むことができる。坂下の標高は10mなのに対して、坂上は25mあり、15mの高低差がある。  国土地理院の古い地図を見ると、明治から昭和にかけて「網曳坂」と書かれているが、江戸の切絵図には「アミホシサカ」と書かれているのでどこかで変わってしまったのだろうか。

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