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2017年12月14日 (木)

榎坂(東大構内)

東大本郷キャンパス裏を暗闇坂から下っていくとやがて無縁坂の坂下になる。 二つの坂下の間の最も不忍池に近い辺りに東大の池之端門がある。 門の脇に境稲荷がある。境という名は、忍ヶ岡と向ヶ岡の境にあることにち由来する。 社は小さいが鳥居は立派なものが立っている。

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校門を入って右へ進むと石畳の坂道が続く。 これが榎坂である。 今は石畳の素敵な坂道だが、江戸以前の奥州街道の一部だったという説がある。  一方で暗闇坂奥州街道だったという説もあるが、江戸以前の話だから分からない。 大学敷地になって間もないころの地図には道が描かれていないので、江戸時代は加賀藩の屋敷の森の中だったはずである。

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坂は東大構内になるドナルドハウスの脇を走っている。 坂上に一里塚の榎があったという江戸時代の記録がかろうじてここを榎坂と称する史実である。 この場所は本郷台地の縁であるがゆえに、時代とともに変遷が大きいのが崖筋である。 榎坂は樹木の間から、崖下の暗闇坂を眺める。

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