峰原坂(大崎)
山手通り(環状6号線)の大崎警察署の交差点を南に向かって上る坂。 警察署の裏手から西側は立正大学のキャンパスが続くので、平日は学生が多い。 立正大学は仏教系の学校で、源は1580年に設立された日蓮宗僧侶の教育機関。 誤解を受けているが、立正大学と立正佼成会は全く無関係。実際には考古学については日本の中心的な存在で、地理学でも優れた研究機関である。
「峰原という地名は、江戸時代の谷山村(やつやまむら)飛地内の字名であった。 現在の大崎三・四丁目付近にあたり、坂名はこの地名からとったものである。なお谷山村の本村は西五反田二・三丁目の目黒川沿いにあった。」
百反坂とおなじく長い坂なので坂下と坂上では18mほどの高低差があるがそれほど急な感じはしない。 峰原坂は昭和になって開かれた比較的新しい坂道である。 しかし並木があり、途中石垣もあって、坂としてはいい風景の坂道だ。
不安なのは、この坂の将来。 というのは大崎警察署から百反坂坂上に向かって幅20mの計画道路があるのだ。 できてしまうとこの坂はほとんどそれに含まれてしまう。 ただしまだ用地取得に至っていないので、私が生きている間はなさそうだ。
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