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2018年1月17日 (水)

旧新道坂(中目黒)

旧新道坂を説明するのには(新)新道坂の説明が必要だろう。 都道の駒沢通りの恵比寿と中目黒の間、旧山手通りが接続する鎗ヶ崎交差点から山手通り・駒沢通りの中目黒立体交差までの坂が(新)新道坂である。 この鎗ヶ崎はどの時代も交通の要所だった。

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鎗ヶ崎は目切坂を下って旧日向道で大山街道へ、北への道は渋谷の金王八幡へ、東は恵比寿広尾へ繋がっていた。 南への道は目切坂が役割を果たしていたので、この旧新道坂が開かれたのは明治に入ってからと思われる。 現在の旧新道坂は駒沢通りの側道的な道で、日比谷線の線路沿いを下る。 新道坂の意味は目切坂と別所坂の間に新しくできた坂道だからである。

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(新)新道坂が開通したのは都電中目黒線が恵比寿の渋谷橋から中目黒まで開通した昭和2年(1927)。 それまではこの坂が鎗ヶ崎から中目黒に下る道だった。 坂下で交差する道は目切坂下から別所坂へ繋がる道で、この道も明治に出来た道らしい。

この坂の脇で2000年起こった悲惨な日比谷線脱線事故では5人の命が奪われた。 坂下の線路の下に慰霊碑への入口がある。こういう事故が無くならないのはなぜだろう。 やはり人間が造る組織や人間個々に欠陥があることを、素直に受け止めてリスクを考えなければならないのかもしれない。

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