清浦さんの坂(大森)
大森駅山王口前からジャーマン通りの山王交番前に抜ける道が清浦さんの坂である。 坂名の由来は坂の上下の標柱にある。
「大森駅前池上通りから山王の高台に続くこの坂道は、大正から昭和にかけて坂の中程に居を構えた第23代内閣総理大臣「清浦奎吾」にちなんで、「清浦さんの坂」と呼ばれていました。
都心から程近く、海の見える緑豊かな大森山王周辺の高台は、閑静な住宅地として人気があり、多くの政治家や文人などが暮らしていました。」 とある。
この真新しい標柱は、平成27年(2015)に大森八景地区まちづくり案という区の計画事業で新設された。 それ以前は「さん」が付かず、「清浦坂」と呼ばれていたのだが、区による忖度が働いたのだろうか。 どうもこういう名前の付け方は好きでない。 それまでに地元で呼んでいた名前をそのまま採用してもらいたかった。
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