なが坂(成城)
「成城みつ池緑地」の下を北進すると、その先には「成城四丁目十一山市民緑地」、そのまた先の分岐を右手に上る長い坂道が「なが坂」である。ここも成城の国分寺崖線らしく、緑に覆われた好環境の坂道。
坂を上ると右が崖線、左が野川へ向かって低くなっている地形。 坂野町側は「成城四丁目緑地」として保護されている。とくに崖線側の緑地は、CASIOで知られた樫尾氏の自宅の一部で「成城四丁目発明の杜市民緑地」となっている。
発明の杜の上にある樫尾俊雄発明記念館は完全予約制の博物館。 とはいっても無料らしい。 まだ入館したことはないので、観覧は宿題である。 行くときはプロトレックを付けていこうかと…。
なが坂の坂上はビール坂、かみの坂のすべての坂の坂上で変形の辻になっている。 この辺りの坂の古さは分からない。 なにしろ資料が乏しい。 昭和12年の地図を見ると、このなが坂は存在しているので、古くからある道のようだ。 まっすぐなようでいて微妙に曲がっているところからおそらく間違いないだろう。 ちなみに坂の崖下の野川沿いにあるマンション群の広い敷地は戦前は法政大学の運動場だったらしい。
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