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2018年3月21日 (水)

畳屋坂(大蔵)

砧小学校の交差点は複雑な形をしている。 基本は世田谷通りから成城学園前駅方面へのバス道路が分岐している三差路だが、それに世田谷通りの旧道と荒玉水道道路が絡んで変形七差路になっている。 この中で世田谷通りの旧道にある坂道が畳屋坂である。 仙川に架かる石井戸橋を渡ると、赤土坂との分岐、そこから上りが始まる。

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この世田谷通りの旧道は昔、大山街道の裏道、登戸街道、あるいは甲州黒駒街道と呼ばれていた。 その時代時代でいろんな呼ばれ方をしたということは、それなりに歴史のある古道だという証である。

昔、大八車で下るときには、後ろを引っ張る人がいないと降りられないほど急坂で、当然上るときには後ろから押す人がいないと難儀だったという。 坂の下に畳屋があったので畳屋坂と呼ばれるようになった。

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畳屋坂の話を裏付ける地元の大正初期生まれの古老の話がある。「渋谷までは砂利道だった。坂道で車を押す係(「立ちんぼ」といった)は10銭もらえた。」  昔はこの街道はこの坂下からNHK技術研究所の辺りまでは民家もない雑木林の中の道だった。 成育医療センターからここまでの間は昭和30年代になっても民家はほとんどなく、それで団地や大学を建設する敷地を確保できたのである。

この畳屋坂は一時停止取り締まりの定番ポイント。 砧小学校前からこの道に入ってくると、祖師ヶ谷大蔵駅に向かう赤土坂と畳屋坂の手前の一時停止を完璧に守ったかどうかでその先にいる巡査に止められ、反則切符を切られる。 末端の巡査にこのクソにもならない仕事をさせる署の上司の人間性の問題だろう。

成城署はかれこれ40年近く同じ活動を継続している。 その継続性だけは認めてもいいが、やっていることは下衆である。この場所に行けば判るが、メインの直進が一時停止で対抗の右折が一時停止でないという常識では考えられない交差点になっている。  40年以上この非常識が継続しているのである。

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