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2018年4月26日 (木)

榎坂(千駄ヶ谷)

観音寺坂の途中から南に入る道がある。 すぐに古刹の瑞円寺の入口があり、緩やかな石組みの階段になっていていい雰囲気を出している。 瑞円寺は当初鳩森八幡の別当寺だった。 静かな寺である。 この門前から下る道が榎坂と呼ばれる。

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坂名の由来は、この坂の途中(上の写真の石塀の辺り)に榎の巨樹があったためである。 戦前まではあった。 この辺りは戦火に遭い、ほぼ焼失してしまったので戦後は坂名だけが残った。 この榎は「お万榎」とよばれた。というのも幹が二股に分かれ、その付け根が空洞になっていたことから、性的な信仰を集め、樹下には榎稲荷が祀られ、江戸時代は内藤新宿辺り(今の新宿御苑前)の遊女や女将がたくさんお参りに訪れたという。

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坂下の通りに標柱が立っている。

「榎坂」とは、ここから右手に瑞円寺の門前へ向かって登る細い坂道のことです。 かって、榎の巨木があったことから「榎坂」と名づけられたといわれており、現在は鳩森八幡へ向かうこの道の右手に商売繁盛、縁結び、金縁、子授かりや子供の病気平癒などの信仰を集める榎稲荷があります。

と書かれている。今の榎稲荷は少しだけ八幡寄りに移築され残っている。

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