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2018年4月 3日 (火)

金兵衛坂(成城)

成城大学の正門前を南北に走る道は江戸時代からの古道である。 途中交差する東西の道は東へ行くと大石橋で仙川を渡り、祖師谷へ繋がる。 大石橋の西側には薬師堂と観世音堂が残っている。観世音堂は承応3年(1654)の創建、薬師堂は享保11年(1726)に安穏寺の別当として創られたものを明治になってここに移してきたものである。 また大石橋の脇には明治時代には水車もあった。

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大石橋への道へ曲がらずにまっすぐに北上すると、やがて下り坂になる。 これが金兵衛坂である。 伝えられるところによると、金兵衛坂の坂名はその昔加々美家のおじいさんが坂下に隠居所を建てたので、その名をとって名づけられたという。

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現在の坂の勾配は緩やかだが、昔は数mの落差を下る坂だった。 坂下を進むと仙川に鞍橋が架かっている。 北側は祖師谷公園。  釣り鐘池から流下する沢は大石橋で仙川に注ぎ、釣り鐘池、鞍橋、大石橋の三地点が囲む地域は田んぼが広がっていた。 その風景は明治大正のものではなく、昭和の中頃までそんな景色が広がっていたという。

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