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2018年5月 3日 (木)

間坂(渋谷宇田川町)

この路地に坂名が付いているとはいささか驚いた。 しかしLoftと紀伊国屋書店の間には石柱が立っており、「間坂」と彫られている。 石柱ははんこを逆さにした形になっている。 渋谷区のHPによると「まさか」と読ませるらしい。 いっそこの路地を「まじ」と読ませて間路と書いてはどうだろうかと提案してみたい。

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一応短い路地なのに2m程度の高低差がある。 平成元年にLoftが一般公募して命名したようだ。 由来はいくつかある。 「渋谷駅と公園通りの間」、「ビルとビルの間」、「『まさか』という語呂の良さ」、「『間』という漢字が人と人との関わり合いをイメージする」という理由らしいが、それを理由にすると日本中の路地に間坂が出来てしまう。

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やはり公募や企業や自治体が決める方法はダメだ。 渋谷センター街が「バスケットボールストリート」と名打ったが、だれもバスケットボールストリートなんて言わない。 むなしくも街灯にその文字が林立しているだけで、馬鹿丸出しのところがある。 センター街はセンター街である。 渋谷でなくとも三ノ宮でもセンター街はセンター街だ。 その通り名であった時代が地層のように積み重なって地名は生まれる。 また、一部の人々が呼び始めたのが、大半の人々に支持されて地名は生まれる。 そんな一企業、一自治体、一個人が決めるのは、プロセスを含めてセンスのかけらもない。

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