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2018年5月21日 (月)

十号坂(笹塚)

京王線笹塚駅から北に進むと甲州街道を渡りその北側に並走する水道道路がある。都内には何本か水道道路があるが、都道角筈和泉町線もその一つ。 和泉給水所(甲州街道と井の頭通りの松原交差点にある大きな水道タンク)と淀橋浄水場(現在の西新宿高層ビルエリア)を結んでいた玉川上水の新水路の上に作られた道である。 尾根筋を走り、谷を越える時は盛土をして、谷がわの道はこの道の下をトンネルでくぐっている。

甲州街道を越えて少し西に寄り道をすると、笹塚の地名の由来が書いてある。どうも大昔の街道の一里塚らしい盛土があり笹が生い茂っていたので、この地を笹塚と呼ぶようになったとある。ここから一里というと新宿三丁目(追分あたり)になる。追分からの一里塚という意味であろうか。

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笹塚駅から北上し、水道道路を渡ると十号坂通り商店街という名前の商店街に入る。水道道路よりも笹塚駅側は「坂」のない十号通りである。 この水道道路沿いには、他に六号坂、七号通り公園、九号通り公園など、数字の入った地名がある。 これは角筈(西新宿)から1号、2号と水路に架かる橋に名前を付けていった名残りである。

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通りは昭和の商店街のイメージそのまま。 西新宿周辺にもこんな商店街はたくさんあったが、ずいぶん少なくなった。

坂下近くで交差する路地のひとつは暗渠道で、西へ辿っていくと橋の欄干の遺構があったりする。かつての神田川の支流、和泉川の暗渠。 ここは遺構が結構残っているので、暗渠探索にはもってこいの道である。

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