学習院椿の坂(豊島区目白)
山手線目白駅を出ると東側に学習院大学の広いキャンパスがある。 駅側の角には西門があり、その手前を南に山手線に沿って下る緩やかな直線坂が学習院椿の坂。 昔からの名前は西坂と呼んだが、2006年に新たに通称道路名として「学習院椿の坂」が設定された。
元々は緩やかにくねりながら下る細い坂道だったが、関東大震災の後まっすぐな車道に付け替えられている。 東側の学習院キャンパスの緑に囲まれた気持ちのいい坂道で、この樹木がなければほとんど評価のない坂道であろう。
坂の途中、線路側には切手博物館がある。マイナーだが切手の博物館は世界でも珍しい。 日本郵便がやっているのではなく財団法人によるもの。
学習院大キャンパス内にはかつて稲荷坂という坂があり、学習院椿の坂の坂下から校内を上る坂だった。 別名は稲荷坂、久貝坂。 くねりながら正門の方向に向かって上る坂だったようだ。ここにあった稲荷神社は豊坂稲荷と呼ばれ、目白駅の反対側の豊坂脇に移された。
| 固定リンク | 0
コメント