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2018年8月 6日 (月)

御代の台の坂(北区滝野川)

国道17号線中山道の滝野川5丁目の変則五差路から北東に入る路地はかなり寂れた宮元商店会という商店街。 細路地の商店街を歩くと、店主の顔が見える。 戦後の高度成長期に育った私は、故郷に帰った時、昔あんなに賑わっていた商店街がまるでゴーストタウンのようになっているのを見ては時の流れを痛感する。 ここはそれに近いものがある。

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しばらくは高低差のない平坦な道である。 街灯に商店街のバナーがたくさん下がっているのは、残った店主たちが頑張っている証拠であろう。 こういう道は東京にはたくさんあるが、概ね古い道である。 ここも例に漏れず江戸時代からの古道である。

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標柱はないが、北区のHPにこんな説明がある。

「旧中山道から滝野川村への道で、『御府内(場末)往還其外沿革図書』に載っている旧道の一つ、両側は商店街となっている。坂の途中の八幡神社への参道の商店街を越えて坂を降り切った所に、寛文11年(1671)滝野川右平造立の、子育地蔵が満願御礼の奉納布に包まれて祀られている。」

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坂下付近の辻には交番(現在は御代乃台地域安全センターという施設だがお巡りさんが居た)があり、その向かいに古い商家がある。 軒先に、「江戸へ三里」と彫られた石碑が置かれている。 「滝野川船津」とあり、由緒ありそうな風情、滝野川中央自治会とあり八幡神社の祭礼の中心となるお宅のようだ。

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そこからさらに下ると、子育て地蔵尊がある。 これも歴史を感じさせる。「御代の台」という由来在りそうな地名については調べてみたがわからなかった。 別名ごぼう坂とも呼ばれていたらしい。交番のところに標柱があったが車がぶつかって壊れたまま取り外されたそうである。

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