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2018年8月23日 (木)

殿山の坂(北区北赤羽)

赤羽駅北にある赤羽台の星美学園から志村三丁目の志村城址までまっすぐな崖線が伸びている。 不思議な地形である。 北側の低地を流れるのは隅田川、江戸時代の呼び名は新河岸川。 およそ20mの崖が3㎞続いている。 武蔵野台地の本郷台北端と荒川低地の沖積層の境目だが、ここは崖の上と下で全く地形が異なる。

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北赤羽駅から環八通りを横切り袋小学校脇の路地を進むと崖線が良く見える。 崖下の道に出るとすぐに階段坂がある。 これが殿山の坂である。 かつて坂下には標柱があったが、それには次のように書かれていた。

「袋小学校前から台地へ登る階段の坂で、殿山の名は台地上の旧字名に由来する。昔、台地には人家が無く一望の畑地で、人がやって通れる農道であった。」

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江戸時代はこの辺りまで諏訪神社の社域。 神社の裏の山で殿山と呼ばれる字名であったのが坂名の由来。 2002年までこの殿山の坂の崖上も小学校で北園小学校と言った。 小学校が崖の上と下で並んでいたのである。崖上の団地の人口が激増し、袋小学校分校だったのが、北園小学校になった。現在はさくら荘という特別養護老人ホームになっている。

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