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2018年8月28日 (火)

稲荷の坂(北区赤羽北)

赤羽台の台地の北の崖線に沿って歩く。 袋諏訪神社から東に進むと、東京北医療センターの巨大な建物が台地側に、反対の崖線下には北赤羽のマンション群が見下ろせる。 途中の遊歩道の下り坂の向こうには、埼京線と東北上越新幹線が並走してこの台地の下のトンネルに入っていく。

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その路が細くなっていくと同時に高度を下げていく。 これが稲荷の坂である。 山側は社会福祉法人扶助者聖母会星美ホーム、崖側は斜面を工夫した民家が並ぶ。 稲荷坂から入ると3階で下の路地は1階というような家が並ぶ。

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坂を下りきったところに標柱が立っている。

「この坂道は、赤羽北1-3・4地先から赤羽台4丁目公園付近まで続きます。道筋としては赤羽根村と岩淵宿の境付近で日光御成道(岩槻街道)と分かれ、袋村を経て小豆沢村へと向かう鎌倉道でもありました。昔は坂を登りきると正面に富士山を望むことができたそうです。坂の名称は特にありませんでしたが、坂の途中にある稲荷社にちなんで稲荷の坂ともよばれるようになりました。」 とある。
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坂下の角には郷蔵跡と稲荷神社がある。そしてその手前には庚申塔と供養塔が並んでいる。とても古いものだ。

ここは江戸時代の袋村の共同蔵で年貢や不作に備えて作物を保管していたもの。そして庚申塔と供養塔の時代は、1668年~1704年のもので、300年を超えるだけに傷みも激しい。何とか保全をと願うばかりである。

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