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2018年8月27日 (月)

宮の坂(北区赤羽北)

宮の坂については江戸時代からの旧道で、諏訪神社の元々の参道前から袋村に下る道として話を進めたい。 江戸時代はこの崖線下に用水路らしき水線があったようだが、古地図で確認してもどうも諏訪神社周辺が曖昧である。 地形からすると神社の下を流れていて、崖線下の道と並流していたと考えるのが自然である。道の崖側に水路があり、それは低地に水を供給する為に少しだけ高い所を流れていたはずだ。

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諏訪神社の正しい名前は「袋諏訪神社」。信州の諏訪神社(諏訪大社)を勧請して、1396(応永年間)に創建された江戸時代の袋村の鎮守である。 諏訪神社は総本社の情報によると全国に1万社あるという。 日本でも最古の神社のひとつで古事記にも登場する。

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袋諏訪神社も切通しの宮の前の坂に分断された赤羽側の社地を少しずつ切売りしているようで、諏訪通りから分かれる宮の坂の辺りは更地にされていた。ここから崖線の林に向かって下る路地がかつての袋村への宮の坂である。

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この辺りは古い樹木も多く残された貴重な樹林で、坂を下る道の木陰が心地よい。坂を下った辻にあるのが、やぶ廣という蕎麦屋さんだが、開いているのだか閉まっているのだかよくわからない。 いずれ消えていきそうな坂道だが、とても貴重な歴史と環境を持つのでできるだけ頑張って残してほしい思いがある。

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