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2018年9月11日 (火)

漁藍坂(板橋区小豆沢)

港区にある魚籃坂が有名。あちらは魚籃寺のある坂という坂名の由来だが、こちらは何だろうというのが最初に思いついたこと。 そんなことを考えながら志村坂上から板橋中央総合病院の前を歩いていると、歩道の真ん中に忽然と石碑が立っている。

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これは庚申塔のようだが傷んでいて文字が読めない。右側面に「大山」、左に「いたはしみち」という文字がある。道標も兼ねているのである。 確かに、志村坂上方面に進み旧中山道の清水坂上で左に行くと大山道になる。庚申塔が建てられたのは1785年。 私は石碑研究家ではなく、道の方に興味が深いので、道標としての表示の方が気になる。 いたはしみちというのは板橋道ということだろうが、それがどの道なのかがわからない。

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そのまま進むと小豆沢公園と体育館がある。 その角(小豆沢公園前)を北に折れると緩やかな下り坂が緩いカーブで伸びている。 これが魚籃坂である。 地形的には小豆沢公園が小さな谷あいになっていて、その脇を下るのがこの坂。  坂下は新河岸川(隅田川)の流域になる。

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魚籃坂の由来は、昔、小豆沢の北側の荒川で漁業をしていた村人が、農業に転じた時、勝手に漁を行わないように、それまで使っていた魚籠(びく)を坂上に埋め八百漁藍塚という塚を築いた。 その漁藍塚の脇を通る坂道なので魚籃坂と呼ばれるようになったと伝えられる。

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