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2018年10月12日 (金)

堂坂(板橋区東新町)

川越街道の東新町辺りの川越街道と石神井川の間にある坂道が堂坂で、細い路地だがこれも江戸時代からあった道。 この辺りは当時上板橋村だった。 またこの辺りの地名は上ノ根(かみのね)と呼ばれていた。 一説によると、神流→上沼→上ノ根と転訛したというが、私が個人的に考えているのは、石神井川の南側の字名が根ノ上であることから、川の南が根ノ上、北が上ノ根とされたのではないかという別説である。(可能性は低いと思う)

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堂坂は氷川神社の東側に沿って川越街道に向かって上る坂道である。 勾配は少ないが、微妙な曲がり具合が古道であることを示している。この氷川神社の古い名は上ノ根氷川神社。創建は不明。昔は上板橋村の鎮守だったという話もある。

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堂坂の坂名と氷川神社に何か関係があるのかと思ったがそうではないようである。板橋区の資料によると、坂の途中に旧家で大庄庵と称した小野沢氏の家があり、ここに地蔵堂があったので堂坂、あるいは地蔵坂と呼ばれた、とある。

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氷川神社の最初の鳥居の標高が24m、本殿が30mなので境内の中で6mほどの高低差がある。 河岸段丘をうまく使った境内の配置になっている。 氷川神社の西250mに安養院という古刹がある。鎌倉時代に北条時頼により創建された真言宗の寺院だが、ここも河岸段丘をうまく使った院内配置になっている。その安養院の前には昭和の初期にわずか5年間ほど上板橋村の村役場だった役場跡があり、現在も区の施設になっている。

Photo : 2018/4/8

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