祥雲寺坂(豊島区池袋)
祥雲寺坂は豊島区池袋3丁目と西池袋5丁目の間を走る要町通りの坂。 池袋駅西口から西へ進むと、谷端川の暗渠を越えて要町に行きつきます。 この通りの谷端川暗渠までの下り坂が祥雲寺坂です。何しろ通りが広いので、殆どさかを感じられませんが、信号機の地名表示に「祥雲寺坂」とあります。
谷端川は千川から椎名町へ南下し、そこで方向を今度は北に変えこの祥雲寺坂下を横切って、下板橋まで北上しています。 ずっと暗渠道があって歩いてもなかなか楽しい道です。坂下の交差点は要町一丁目交差点。交差するのは山手通り。 地下には首都高中央環状線が走っています。
坂の名の由来となった祥雲寺は明治39年に移転してきた寺です。最初は江戸城の和田倉門内に駒込吉祥寺の末寺として永禄7年(1564)に創建。江戸時代には駿河台、文京区小日向、小石川と何度も移転を強いられ、明治末期にここにたどり着きました。 本尊は薬師如来。
photo : 2018/9/23
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