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2018年11月25日 (日)

宮前坂(大田区東雪谷)

坂下は雪谷八幡神社。 創建は永禄年間(1558~1569)。雪ヶ谷村の鎮守でした。この神社にはいろんなものが集約されています。 境内の末社は、水神社、猿田彦神社、清正公、天神社、薬神社、大山祇神社と多数。 水神社は昔は南雪谷五丁目の水神公園のところにあり、今でもこんこんと湧水が出ています。

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宮前坂はこの八幡神社の大鳥居の前を上っていきます。 100mほど上ると標高は12m高くなり、勾配は12%という急な坂道。八幡神社前に木製の標柱があり、次のように書かれていました。

「八幡神社の前の坂であるため、宮前坂と呼ぶようになったという。坂下には呑川に掛かる宮前橋がある。」

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この坂道の勾配はそのまま神社境内では階段になっています。 境内の中でかなりの高低差があるのです。坂道は昭和初期の耕地整理以前は神社の裏手から上る農道のような道でしたが、90年余り前に現在のような道筋になりました。

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坂上からは武蔵小杉のビル群を遠望できます。 昨今東京23区内に限らず、高層ビルがタケノコのように増殖しています。 人口減少の局面に入っているのに大丈夫なのだろうかと心配になります。個人的には、あと10年もするとグローバル化は反転して、殆どの先進国では国内充実傾向が強まると考えています。 すでに日本はその波に乗り遅れているように思えてなりません。

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坂下の八幡神社には末社だけでなく、村内各所にあった庚申塔も数多く集められていました。 これはこれで歴史を守る重要な方法だと思います。 庚申塔は7基あり、天和元年(1681)から安政4年(1857)までいずれも駒形の庚申塔。雪ヶ谷村は池上本門寺が近いので、殆ど日蓮宗の信者だったので似たような石塔が並んでいます。

photo : 2017/2/28

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