« 出口坂(板橋区赤塚) | トップページ | つるし坂(板橋区赤塚) »

2018年11月 3日 (土)

藪の坂(板橋区赤塚)

赤塚城址の南側は谷地形である。 千葉氏がこの地を主城に選択したのは自然なことで、赤塚城址は南西の角を除いてはすべて崖になっているからである。 四方が天然の要害になっている場所は城跡である場合が多い、逆をいうとそういう場所に戦国時代は城を築いている。その谷に降りられる細い階段道があって、宅地の造成跡があるのだが接道していないので段々畑のような空き地のままになっている。 そこで猫としばし戯れた。

P1010739
この谷に南にある東京大仏側から下って再び上る薬研状の坂道が藪の坂である。高さ13mの青銅製の大仏はその名も東京大仏だが世間には知られていない。 昭和52年の建立なのでそれも致し方ないだろう。 乗蓮寺は大仏建立の数年前に仲宿から赤塚へ移転したものの、江戸時代から続く寺院である。

P1010741
この辺りは谷底の竹藪笹藪だったようで、道の両側に深く生い茂る笹藪を由来として藪の坂と呼ばれるようになった。 今は多少の緑は残るものの、ほぼ民家に囲まれた細道坂となっている。 辺りは明治以前からバラパラと民家があった地域で、小字を石成という。石成村はのちに成増村と名を変えたという説がある。この辺りから西側が石成だった。

P1010743
坂の南側に赤塚植物園がある。 武蔵野の面影を色濃く残した丘陵地の植物園で、昭和56年(1981)の開園。 先を急いだので園内には立ち寄らなかったが、次回はぜひ入ってみたいと思う。 9:00~16:30開園で無料である。月曜と火曜は閉園であることが多い。

photo : 2016/11/6

|

« 出口坂(板橋区赤塚) | トップページ | つるし坂(板橋区赤塚) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 出口坂(板橋区赤塚) | トップページ | つるし坂(板橋区赤塚) »