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2018年12月12日 (水)

かなくさ坂(北区赤羽西)

赤羽西の富士見坂に源頭を発した沢がその下流で削った谷が島下公園周辺の地形として残っている。 南北に走る「味の素フィールド西が丘」の前の十条駅に続くバス通りは、盛土をしてこの谷を渡っているので気づきにくいのだが、島下公園から赤羽自然観察公園は確実に谷地形になっている。

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その谷あいの公園脇からバス通りに上るのがかなくさ坂。 坂下の標柱に説明が書かれていた。

「この坂は、島下公園(赤羽西6-10)の北側を東の方へ登る坂です。名前の由来については定かではありませんが、鉄分を多く含む湧水の影響で池土が赤錆色に染まったことを、かなくさ(金属の匂いや味がすることを金臭いといいます)と表現したのではないかという説が知られています。」

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実はこの坂上は南西から北東に向かって不思議な土地が続いている。 道路だったり、空き地だったり、マンションだったり、福祉施設だったりしながら、幅15mだけが周囲の街並みとは異なる向きになっているのである。 これはここにかつて鉄道の引込線があった痕跡。 味の素フィールド西が丘を含む一帯は軍の兵器庫であった。 その引込線「東京陸軍兵器補給蔽線」が赤羽八幡の傍から分岐してここに繋がっていた。 ここをブログに書いている人が意外に多いのには驚く。

1960-1970年代の鉄道の写真と資料

歩鉄の達人 

photo : 2018/9/18

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