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2018年12月13日 (木)

静勝寺坂(北区赤羽西)

赤羽にある稲付城址は、武蔵野台地の北東端の一部の舌状台地先端上という自然地形を利用した中世の城館跡。 標高21mほどの台地上に現在は静勝寺が建っているが、ここが城の主郭だった。 東西と北側が崖になっており、南の一部だけが台地と繋がっていて、戦国時代の城のロケーションとしてはベストに近い。

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正面から静勝寺(稲付城址)に上る階段は稲付城址坂。 そして南側を回り込む坂道が静勝寺坂と呼ばれる。 坂上には静勝寺の山門。 寺には戦国時代の武将である太田道灌の木像があり、寺の前にあったという稲付城は太田道灌の築造とされる。

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太田道灌は1432年~1486年の人だが、寺の木像は1695年の製作なので、200年以上も後のものだと知ってちょっとがっかりした。

静勝寺坂は稲付城址の南側を急坂で下る道。 途中で北に折れ曲がっているが、さすがにこの傾斜なのでステンレス製の手すりが付いていた。

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手すりはクランク部分から下は鉄製塗装のものに変わる。 株の手すりは若干古そうである。 12mほどの高低差を15%の勾配で上る坂だが、ここは下りの方が怖い。 クランクから飛び出しそうな道筋だからかもしれない。

静勝寺は曹洞宗の寺で、創建は永正岩年(1504)に道灌の禅の師匠雲綱が道灌の菩提を弔うため、城址に道灌寺として建てたのが始まり。 のち、明暦5年(1655)に道灌の子孫が建立し静勝寺としたと伝えられる。

photo: 2016/9/18

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