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2019年3月27日 (水)

若林橋(烏山川/世田谷区若林)

世田谷線若林駅の北側で環状七号線を横切るかつての烏山川。 昔からあったのは言うまでもなく烏山川で、戦後環七が開通し若林橋が架けられた。環状七号線は昭和2年(1927)に東京市が計画したが、開通したのは東京オリンピックの前の1960年で、駒沢競技場が会場になったため最後は加速して開通した。川は少なくとも2000年は流れているだろうから、100歳の老人と2歳の幼児くらいの時間差がある。Cimg2072   烏山川は千歳烏山北を源頭に世田谷区を流れ、北沢川を合わせて目黒川になる。昭和中期以前はしばしば洪水を引き起こした小河川である。現在は全面暗渠になって大部分が遊歩道化されている。この川を環七が渡る橋が若林橋で、昭和35年の欄干が残されている。この時代はコンクリートの柱に鉄パイプの欄干が多かった。Cimg2044 中央の遊歩道部分が切られて撤去されているが、数mの川幅はあったようだ。現在の遊歩道はほぼまっすぐに近い流れになっているが、関東大震災以前はくねくねと蛇行した川だった。昭和になって世田谷も徐々に開発が進み、河道も直線化された。一説によると若林という地名の由来は新田(新しい田んぼ)の意味だという。戦前は烏山川流域には水田が広がっており、この一帯も一面の田んぼだった。現在の環七沿いの喧騒からは想像もできないのどかな風景が広がっていたのである。

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