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2019年3月26日 (火)

若林イエローハット裏の地蔵堂(世田谷区若林)

環状七号線には東急世田谷線の踏切がある。面白いのは電車が信号待ちをすること。勿論電車側が青になれば道路側は赤になり車は止まる。若林踏切と呼ばれるこの踏切は世田谷線が先にあり、戦後環状七号線が通された時系列の関係と、このすぐ北側に北沢川が流れており、環状七号線もその地形の影響を受けたために現在までこの面白い形が残っている。Cimg2043若林踏切の南側にイエローハットがある。その南側の路地は実は江戸時代からの古い道である。明治時代、この辺りは若林西山谷と呼ばれた。以前に書いた常盤塚の常盤橋が架かる細流が谷を形成し北沢川に流下していた。その谷に下る道がこの路地である。地蔵堂はイエローハットの裏手にあり、地元の河野さんという方が大切に守っておられる。Cimg2069数百坪の敷地の中にここを残していただけたことは本当に素晴らしいことである。中には4体の野仏が保存されている。一番右にある地蔵は享保6年(1721)の造立。若林村の地蔵講中によるもの。右から2番目は庚申塔。地蔵菩薩像の下に三猿がある。 こちらの造立は延宝9年(1681)。Cimg2062 左から2番目の地蔵は、かなり溶けた感じになっている。造立年などはよく分からない。もしかしたら4基の中では最も古いかもしれない。 最後の一番左は庚申塔。青面金剛像の下に三猿、元禄10年とあるので1697年の造立である。折れたのを修復した跡がみられる。いつまでも大切にしていきたい路傍の野仏である。

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