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2019年4月28日 (日)

池尻庚申堂(世田谷区池尻)

池尻稲荷神社と古畑病院の間の道は古い道筋で、三宿神社から現在の中目黒へ抜ける道だった。大山道をさらに東南に進むと小さな坂の途中に鳥居が見えてくる。 池尻庚申堂である。

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地元の人が守り続けている素晴らしい庚申堂で、堂宇の中には2基の庚申塔がある。鳥居をくぐると右手には猿の石像が狛犬ならぬ狛猿の役割で迎え入れてくれる。 

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この猿の土台は塔は常夜灯になっている。塔には大正元年(1912)建立とある。 その後ろには法華経関係の石塔が並んでいるが、その手前にぽつんとある小さな三猿の庚申塔が気になった。造立年などは全く分からない。

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堂宇の中の庚申塔だが、施錠されていて小さな穴からの撮影になってしまった。どちらもきれいに保存されているが、右側のやや大きいほうが板碑型で、造立は延宝8年(1680)と古い。 左側の板状駒型の庚申塔は元禄5年(1692)でこちらも年代物である。

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堂宇の左側(道路側)には新しい屋根の下に地蔵菩薩立像が立っている。 こちらは宝永元年(1704)の造立。こちらもきれいに保存されている。

池尻から東山にかけては、旧石器時代・縄文・弥生・古墳~近世の複合遺跡になっている。都内でも有数の遺跡で、何千年もの間人々が生活をしてきた豊かな土地だったことが証明できる。

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