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2019年4月30日 (火)

平川庚申尊(世田谷区下馬)

道標の角柱型庚申塔の次の路地の入口にあるのが平川庚申尊。 これほど近くに別々の庚申塔があるのは珍しい。 前を走る野沢通りの江戸時代の呼び名は馬引沢村道。 この辺りを里俗姥ヶ谷と呼んでいた。前述の道標庚申塔が上目黒村と下馬引沢村の村境だったということは、どんどん焼などもこの辺りで行われていたのだろう。

P1000709

しっかりとした塀に囲まれた堂宇の中に庚申塔がある。昔の地名の姥ヶ谷というのは、世田谷公園付近から下馬1丁目47にあった弁財天(姥ヶ谷弁財天)を経て蛇崩川に注いでいた沢の名前でもあった。その注いだ地点は葦毛塚の辺りである。

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堂宇内の庚申塔は、舟型光背型、青面金剛が邪鬼を踏みつけ、その下に三猿がある。造立年は元禄7年(1694)とかなり古い。

ちなみに庚申尊の少し西側、野沢通りを迂回するように細路地がお椀型にあるが、ここにかつての姥ヶ谷の沢が横切っていた。野沢通りは戦後拡幅されるまで、この細い路地が道筋だった。

場所  東京都世田谷区下馬1丁目10−5

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