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2019年4月19日 (金)

けこぼ坂庚申塔(目黒区上目黒)

目黒区役所は現在上目黒にある。中目黒駅から近く、東急東横線の東南の駒沢通り沿い。ここは高度経済成長期まではアメリカンスクール、そこに1966年(昭和41年)に千代田生命の本社が建てられた。その優美な建物をそのまま利用して、2003年から目黒区役所になっている。私がこの駅寄りの目黒銀座に住んでいたのは1976年~1978年だから、認識の上では完全にここは千代田生命の広大な本社敷地だった。

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目黒区役所の駒沢通り側の緊急車両出入り口脇に大谷石で組まれた荘厳な堂宇に包まれた1基の庚申塔がある。 けこぼ坂庚申塔と呼ばれている。この駒沢通りの坂道がけこぼ坂と呼ばれるのは、坂の傾斜を緩やかにするために切通しの工事を行ったが、両側の土手の赤土がむき出しになり崩れやすくなったという。こういう赤土を土地の方言で「けこぼ」といい、それがそのまま坂名になったもの。

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庚申塔の造立年は元禄8年(1695)とある。舟型青面金剛+三猿のオーソドックスなもの。駒沢通りは江戸時代から上目黒村と中目黒村の村境であると同時に、碑文谷村に向かう街道でもあった。さらに祐天寺までは江戸町奉行の管轄で、江戸の範囲内とされた特別な地域。 坂下の正覚寺辺りには正覚寺や祐天寺詣でをする江戸っ子のための水茶屋があったりもしたそうである。詳しくは坂道『けこぼ坂』のページにて

場所 東京都目黒区上目黒2丁目10

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