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2019年4月16日 (火)

大鳥神社の庚申塔(目黒区下目黒)

大鳥神社境内の大聖院寄りに8基の石塔が並んでおり、その中に4基の庚申塔がある。整理された印象で、目黒村のどこかから集められたものであろう。どれも江戸時代前期から中期にかけてのものである。

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真ん中の注連縄のある自然石型の石碑の右に3基の大型の庚申塔、すぐ左手に小さな庚申塔がある。

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一番右の庚申塔は唐破風笠付の角柱型青面金剛と三猿のもの。造立年は元禄元年(1688)とある。 下部には8人の施主の名前が刻んである。

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右から二番目は、駒型の青面金剛像+三猿の庚申塔。造立年は宝永元年(1704)と彫られている。

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右から3番目の庚申塔は中でも最大のもの。青面金剛像+三猿は同じ。 造立は一番右と同じく、元禄元年(1688)とある。

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最後は左側にある小さな庚申塔。 駒型文字庚申塔で三猿のみのようだ。 しかし造立年はこれが最も古く、延宝3年(1675)である。

周辺の主な寺社仏閣の創建年を比べると、目黒不動龍泉寺が大同3年(808)、大鳥神社も大同3年(808)と同じ年になっている。目黒不動の開基は円仁(慈覚大師)という天台宗の名僧で、全国に多くの寺を開いた。比叡山延暦寺をはじめとして、山形山寺の立石寺、中尊寺、毛越寺など700余りの寺を開いている。大鳥神社が同じ年に創建しているのがたまたまなのか、あるいは円仁に関係しているのか興味の湧くところである。

場所  東京都目黒区下目黒3丁目1−2

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