« 久成院と野仏(世田谷区桜丘) | トップページ | 三本杉の地蔵様(世田谷区砧) »

2019年4月21日 (日)

宇山路傍の庚申塔(世田谷区桜丘)

世田谷通りのトヨタディーラーから一方通行出口を入り少し進むと畑が広がる。この先の丁字路を右折すると久成院と宇山稲荷神社がある。これらの細道はすべて江戸時代からの村道で、少しくねった道筋が昔の道であることを物語る。環八通りができる遥か昔、登戸道(世田谷通り)が東西に走り、南北に何本かの村を結ぶ道があった。この道は廻沢村、船橋村から岡本村、用賀村へ繋がる道である。

P1000327

丁字路には農家の直売所がある。 その脇に野ざらしの庚申塔が立っている。造立年は享保4年(1721)、駒型のこじんまりとした塔で、青面金剛像と三猿が描かれている。下部に願主の8人の名が彫られているが、すべて名字がなく伊左衛門、半兵衛、徳右衛門などの名前だけでそれがむしろ微笑ましい感じがした。

P1000329

こういう野仏は早々に取り払われることが多い中で、まだ農地が残るエリアだからこそ現代まで存続しているのはとてもありがたい。

場所   東京都世田谷区桜丘4丁目14−14

|

« 久成院と野仏(世田谷区桜丘) | トップページ | 三本杉の地蔵様(世田谷区砧) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 久成院と野仏(世田谷区桜丘) | トップページ | 三本杉の地蔵様(世田谷区砧) »