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2019年4月23日 (火)

弦巻のいぼとり地蔵(世田谷区弦巻)

このいぼとり地蔵は地元の人々にとても親しまれている地蔵尊である。 現在の地、常在寺の山門の向かいに移転してきたのは2013年9月。 それまでは常在寺の反対側のやや南の辻にあった。

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常在寺は日蓮宗宝樹山常在寺、言い伝えでは世田谷城主吉良氏の愛妾である常盤が開基となっている。開山は永生3年(1506)で、常盤姫がその末期に際し、常在寺の井戸に投げ込んだものが寺に安置されている鬼子母神像だということになっている。

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いぼとり地蔵の名前はここではいぼ地蔵尊となっているが、真新しい堂宇にゆったりと収まっている。説明板によると、寛延4年(1751)弦巻村の女人21人がお金を出し合って造ったもので、昔からいぼとり地蔵として地域に親しまれてきたという。いぼが出来た時、台座の前にある小石を借りて患部をなでるといぼが取れると信じられていた。また全快したら小石を倍にして返す習わしであった。

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気になったのは堂宇の右手の奥に庚申塔が1基、ぽつんと祀られていたこと。その裏手には自然石の庚申塔がもう1基。 造立年は最初の文字が削れてしまい二文字目が暦なので、おそらくは宝暦年間(1751~1764)であろう。年数はかすかに七と読めるので、宝暦7年(1757)だろうか。三猿は台石に埋まってしまっている。

場所  東京都世田谷区弦巻1-21

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