« 平川庚申尊(世田谷区下馬) | トップページ | 五本木三丁目庚申塔馬頭観音(目黒区五本木) »

2019年5月 1日 (水)

葦毛塚(目黒区五本木/世田谷区下馬)

下馬通りの起点のすぐそばに道路が二つに分かれて再び合流するところがある。同じような景色は北区西ヶ原の日光街道一里塚、川越街道上板橋の五本けやきなどがあるが、ここの葦毛塚はまるで西欧のロータリーのように道路が大きく迂回している。また下馬通りからこの葦毛塚の通りは目黒区と世田谷区の区境(さらに昔は下馬引沢村と中目黒村の村境)になっているが、この道路は戦後通された道。戦前は道路はなく、関東大震災以前はこの場所まで蛇崩川が蛇行しており、まさに川岸だった場所である。

P1000719

葦毛塚の由来は、蛇行していた蛇崩川に深く関係する。鎌倉時代になろうという時代、源頼朝が葦毛の馬に乗って、この地を通った時、その馬が何かの拍子に沢にはまって死んでしまったという伝説に由来しているのである。この地にその馬が埋葬され塚が築かれた。ただこの辺りは大昔から馬の放牧場で、そのために馬に関する地名が多い。

P1000723

ただ気になるのはこの石碑が立てられたのは昭和44年(1969)と新しい。 道路が新設されたから作られたもので、昔からあるものではない。石碑の後ろにある巨樹は都内では珍しいサイカチの樹で、大きな豆の実がなる。この実は昔、石鹸として使われていた。今でも究極のオーガニック洗剤として使う人もいるという。

場所  東京都目黒区五本木1丁目18

|

« 平川庚申尊(世田谷区下馬) | トップページ | 五本木三丁目庚申塔馬頭観音(目黒区五本木) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 平川庚申尊(世田谷区下馬) | トップページ | 五本木三丁目庚申塔馬頭観音(目黒区五本木) »