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2019年5月31日 (金)

稲荷森稲荷神社境内の庚申塔(世田谷区桜丘)

以前、地元の稲荷森(トウカモリ)稲荷神社前の庚申塔について書いた。今回はその稲荷神社の境内にある庚申塔の話である。この稲荷神社の創立は不明だが、室町時代だと言われている。境内には横根三等三角点(標高43.06m)があり、現在は地中にGPS付の設備で埋設されている。同じ植込みの中に1基の庚申塔がある。

Cimg2301

角柱型の文字庚申塔で、造立は文政9年(1826)。道標を兼ねている。正面には「庚申塔」の文字、下部に念仏講中、南 二子道、とある。左面を見ると、西 登戸道、右面は 東 青山道、裏に回ると 北 高井戸道 とある。

Cimg2302

江戸時代の地図を見ると、神社の東側の細道が南北に走り神社の近くで四つ辻になっていた。神社の前の通りは昔は六郷田無道と呼ばれた街道。また東側の細路地は江戸以前の鎌倉街道の一つ、船橋ルートの一部になっており、その辻にあったものだろうと思われる。北に進むと滝坂道と交差して甲州街道方面へ抜ける。南側はほぼ村道になるが、品川用水を越えていくつもの道があったようだ。

場所  世田谷区桜丘2丁目9-3

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