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2019年5月13日 (月)

移設門と道標(世田谷区駒沢)

駒沢地区の品川用水跡は駒沢郵便局の東側で玉川通りと分かれて北へ迂回する。その用水跡はそのまま道路として残っていて、異様に道幅のある路地が上馬交差点近くまで続いている。その途中に駒沢小学校があるが、小学校の西側に洒落たメゾネットタイプのテラスハウスが並んでいる。ガーデンテラス駒沢という高級賃貸マンションである。

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メゾネットは2階建てで何棟も立ち並び、囲まれた中庭は素敵なガーデン(庭ではなく欧州風のガーデンである)になっている。その中庭への入口の一つが、なかなか古風な山門になっていて感心して見入っていると、その足元に石橋供養塔があるのに気づいた。どうみてもこれは本物だと思ったので植込みの中をのぞいてみた。

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上馬引沢村にあった石橋供養塔である。裏面に造立年が彫られていた。寛政11年(1799)とある。道標を兼ねていて、正面には めくろ いけ上 道(目黒・池上道)、左には ふちう のほりと 道(府中・登戸道)とある。 右には ほりのうち 道 ともう一つあるが、その文字が読めない。 きくさま という読み方が素直だが、きたさわ(北沢)ではないかと推測。

面白いテラスハウスだと思って調べてみると、現在は満室、3LDK(100㎡)~最大の部屋は200㎡で、家賃はなんと31万~70万。都心並みである。いやぁ世の中バブリーだなと思いつつ、ここに山門と石橋供養塔を移設したのはいったい誰だろうと、そのギャップに頭を抱えてしまった。

場所   東京都世田谷区駒沢2丁目18

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