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2019年5月 2日 (木)

五本木三丁目庚申塔馬頭観音(目黒区五本木)

葦毛塚の道を南へ下り下馬五丁目で名薬通りと接する手前の路地を入ると、小さな公園(五本木西みどり街かど公園)の向かいの角に大小の堂宇が並んでいる。右手の大きな堂宇には石仏が3基、左手の小さな堂宇には1基がある。

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大きなほうの堂宇の3基は馬頭観音が2基と庚申塔が1基。 真ん中にあるのが庚申塔。 五本木三丁目庚申塔と呼ばれている。 舟型の庚申塔で青面金剛像が彫られている。造立年は享保16年(1731)である。

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向かって右側の角柱タイプの石塔は文字塔の馬頭観音。造立年は大正12年(1923)と新しいが、馬頭観音は明治以降が多い。左側の浮彫の馬頭観音像の造立年は分からない。このタイプを浮彫半跏像(ハンカゾウ)塔というらしい。仏像の一形式で、台座に腰掛けて左足を下げ、右足先を左大腿部にのせて足を組む姿を半跏という。立派なたてがみの馬頭観音である。

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小さな堂宇に入っている馬頭観音は、角柱型の文字塔馬頭観音で造立年は不明。正面の馬頭観世音という文字も見えにくい。おそらく大正前後だろう。近年に作られることの多かった馬頭観音は石質が良くないものが多い。宮大工の話では、匠の技術は鎌倉時代をピークに江戸時代ではかなり衰え、現在では江戸時代にすら遠く及ばないらしい。石工の技術も同じだろう。

場所   目黒区五本木3-11

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