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2019年6月20日 (木)

中和泉の庚申塔兼道標(狛江市中和泉)

小田急線和泉多摩川と京王線仙川を結ぶ松原通の田中橋交差点から少し北に進むと、西に入る細路地がある。この角に野ざらしの庚申塔が1基祀られている。野ざらし雨ざらしなので風化が激しい。全体的な劣化から文字が読み取りにくいのである。

P1000956

それでもブロックできちんと囲いがあるのはありがたい。狛江市の資料から彫られている文字を参照した。 形としては駒型で青面金剛像は十分わかるが、他の文字はなかなか難しい。狛江市の資料に同じ場所で昭和52年に撮影した写真があったので使わせていただいた。

Komae002

随分と街並みも道路も変わってしまったが、それでも江戸時代の庚申塔は同じ場所に鎮座。こういう写真があると散策していても、イメージが時空を超えて湧いてくるのでありがたい。

P1000958

造立年は安政5年(1858)だから明治維新の10年前。道標も兼ねており、右側には「右 高井戸宿」、左側には「左 国領宿」と彫られていたようだ。古地図を見ると細路地を行くと国領に至ることが分かった。また右というのは松原通りを北上し仙川で甲州街道に出る。その先江戸に向かうと高井戸宿になるということであろう。

場所  狛江市中和泉3丁目3-7

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