« 烏山念仏堂の石仏(世田谷区南烏山) | トップページ | 赤堤のささ地蔵(世田谷区赤堤) »

2019年6月28日 (金)

祖師谷商店街の庚申塚(世田谷区祖師谷)

ウルトラマンで有名な祖師谷商店街、円谷プロがあったのは南の方だが、商店街は北に長く伸びる。その北側の商店街を駅から450mほど行くと神社の玉垣のような場所がある。木梨サイクルのちょっと先である。商店街の話ではここには祖師ヶ谷の七庚申のうちの二つが祀られている。

Img_7439

昔は塚だったのだろう。周りよりも1mほど高くなっている。昔からここは庚申塚と呼ばれてきた。商店街の話ではここの庚申を二つとしているが、『ふるさと世田谷を語る』の記述ではここは二つで一つとしている。

Img_7443

右側の大きい方は高さが146㎝ある。青面金剛像と三猿の板状駒型の庚申塔。造立年は正徳6年(1716)、願主は下祖師谷村の人々とある。左側の小さい方は、青面金剛像、邪鬼、三猿が描かれた庚申塔。高さは84㎝、造立は元文元年(1736)で、祖師ヶ谷村の庚申講中8人によると彫られている。

Img_7444

今は四角い台地に乗っかった庚申塔だが、昔は南側が大きな塚、次に中くらいの中塚がありそこに庚申塔が乗っていた。さらに北側には小さな山があって三連になっていたようだ。大塚には赤松の名木があったが、昭和20年頃に松が枯れてしまったので、庚申塔を中塚から大塚に移したという記録がある。祖師ヶ谷大蔵周辺には縄文時代の集落跡もたくさん発見されているので、塚は古墳時代辺りまでの墓だった可能性もありそうだ。

場所  世田谷区祖師谷2丁目3-11

|

« 烏山念仏堂の石仏(世田谷区南烏山) | トップページ | 赤堤のささ地蔵(世田谷区赤堤) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 烏山念仏堂の石仏(世田谷区南烏山) | トップページ | 赤堤のささ地蔵(世田谷区赤堤) »