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2019年6月12日 (水)

世田谷線脇の堂宇(世田谷区若林)

世田谷線の松蔭神社前と若林の間に気になっていた場所がふたつあった。ひとつはこんもりとした森。これは峰松緑地(世田谷区若林3-30-10)で世田谷区が管理している公園だが、出入はできない。閉鎖したまま区の管理となっているのに文書では公園となっているのである。1,400㎡の樹林が鬱蒼と茂っている。

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峰松緑地の50mほど西側に二つ目の気になるものがある。野仏の堂宇である。世田谷区の資料にも載っていないし、どこを探しても記述がない。現地で得られる情報がすべてである。堂宇内には石仏が2基。左側の大きな方が板碑型の供養塔で、万治3年(1660)のもの。右側は舟型光背型なので庚申塔かと思ったら、文字を読み取る限りではこれも供養塔のようである。

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奉造立千手観音現当世成就と彫られている。造立年は貞享元年(1684)とある。これらを代々守ってこられただろうお宅が右隣りの河野氏らしい。これほど古いものがどの情報にも入っていなかったのは驚きであった。どちらも区内の石仏としては最古クラスで、よくこれまで守ってこられたと感心するばかりである。

場所   世田谷区若林3丁目23-8

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