« 密蔵院と境内の諸尊(世田谷区桜上水) | トップページ | 上北沢勝利八幡神社(世田谷区上北沢) »

2019年6月 4日 (火)

密蔵院の庚申塔と草木塔(世田谷区桜上水)

密蔵院には多数の石仏があることは前述した。荒玉水道道路側から訪問すると、手前の閉じた入口の前に2基の大型の庚申塔が出迎えてくれる。これほど大型の庚申塔は珍しい。

P1060589

右側の大型の庚申塔は駒型で青面金剛像に三猿が描かれている。造立年は元禄3年(1690)とある。高さは塀よりも高く2mほどはありそうだ。左側の庚申塔でも一般的なものよりかなり大きめなのだが、並ぶと小さく見える。こちらの造立年は彫られていない為不明である。同じく青面金剛像に三猿の彫られた駒型の庚申塔である。

P1060623

境内に入ると左の方に大きな地蔵菩薩がある。形がちょっと変わっている。高さは1.5m近くある。少し太り気味の地蔵菩薩。造立年は万治3年(1660)とかなり古い。その近くに珍しいものを見つけた。草木供養塔(草木塔)である。お寺の方に、とても珍しいことをお話ししたがご存じなかった。

P1060625

草木塔は山形県に多い。全国では約170基あると言われるが、山形県内に150基とほどんどが山形県にある。県外で最も多いのが東京都で8ヶ所。密蔵院以外では、等々力不動尊、用賀の無量寺、目黒区八雲の常円寺、狛江の泉龍寺、柴又帝釈天、大田区南馬込の長遠寺、そして久が原の安祥寺の8基である。山形にはしばしば渓流釣りに行くので草木塔はなじみ深い。田んぼの畔や村道の脇によく見かけるが、実はかなり珍しいものなのである。山形でも県南に多く置賜地方に7割があるそうだ。

場所  世田谷区桜上水2丁目24-6

|

« 密蔵院と境内の諸尊(世田谷区桜上水) | トップページ | 上北沢勝利八幡神社(世田谷区上北沢) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 密蔵院と境内の諸尊(世田谷区桜上水) | トップページ | 上北沢勝利八幡神社(世田谷区上北沢) »